古城巡り 美作

神上〈こうのうえ〉城 岡山県真庭市樫東

別名:鴻殖城・神上堡・神山城 標高377m 比髙190m 主な遺構:土塁・堀切・畝状竪堀群 アクセス 真庭市目木から県道327号を北上すると、目木川・余川合流点の向こう側に樫東集落が現れる。神上城は集落の北東側、目木川対岸の丘陵上にある。城の南側谷筋の道…

高仙城 岡山県真庭市余野下

別名:高山城 標高664m 比髙430m 主な遺構:土塁・石垣・竪堀 アクセス 真庭市目木から目木川に沿って北上し、樫東のT字路を右折して鏡野方面に向かう。やがて道の右手高台に余野小学校が見える。小学校から南東側に見える山が城のある高山で、小学校の遠足…

都我布呂城 岡山県吉備中央町杉谷・真庭市上山

城の名は地名や城主名、また茶臼山や陣山のように山の姿や機能で呼ばれることが多いのだが、「都我布呂」とは何とも妙な名前。『美作垪和郷戦乱記』によれば「ふろ」とはこの地方の方言で森を指すとあるから「栂《つが・とが》の森」を意味する。事実「栂森…

黒目城  岡山県津山市堀坂・新野山形

黒目城は加茂川の東岸、比髙60mほどの低丘陵に載る城で、丘頂部に広がる緩斜面の一部を使って築かれている。 丘頂の主郭は全長55m幅20mほどのやや歪んだ長方形。全周を土塁で囲むが、曲輪内部は削平不十分で小起伏を残す。土塁外壁は丁寧に整えられた高さ2m…

三倉田城 岡山県美作市三倉田

三倉田城は美作三湯の一つ湯郷温泉から吉野川対岸に見上げる急崖の上に築かれている。城跡に登れば吉野川と梶並川の合流点に面した美作市中心街が、その背後には後藤氏の本拠三星城、一時期尼子氏の拠点となっていた林野城が見渡せる。 急崖に囲まれた三倉田…

尼ヶ城 岡山県美作市北山

尼ヶ城といえば、美作市北山にも同名の城がある。ただし同じとは言ってもこちらの読みは「あまがじょう」。6月25日付ブログの尼ヶ城にがじょうと同じく横堀に囲まれた城だ。実は他の城跡を訪ねるつもりで美作市教育委員会を訪ねたのだが、たまたまこの城の…

法天山城  岡山県美作市川上

法天山城は美作市川上の最南端、川上川と吉野川の合流点を見下ろす丘陵上に築かれている。前回のブログで取り上げた尼ヶ城(にがじょう)と共に「大野五ヵ城」に含まれる。 南北朝の康安元年(1361)、山名時氏が出雲・伯耆・因幡三國の兵を率いて美作に侵攻し…

尼ヶ城(にがじょう) 岡山県美作市川上

美作市の東部、旧大原町の川上にあるとされる小淵城について現地の人に訊ねていたら、たまたま「あの丘にあるのが尼ヶ城にがじょう」と聞いて、早速『大原町史』地区誌編を調べてみた。すると「尼ヶ城(松山城) 霊山寺の奥、二重寺観音堂の参道にある」と記…

今宮城 岡山県勝田郡奈義町滝本

津山市街の東方、自衛隊演習地のある日本原の奥には那岐山を主峰とする山々が東西に屏風のように連なる。その一峰、滝山から南へ長く伸びた尾根の先端が国道53号に届いた所に今宮城がある。 1郭は全周土塁囲み、東西16m南北30mの長方形をなす。土塁の高さ…

有元城 岡山県勝田郡奈義町中島東・中島西

自衛隊演習地のある日本原高原の南、奈義町役場から南西へ2km、平野の真ん中にぽつんと浮かぶ島のような丘があって、これがかつての東西中島村の境界であり、この丘の南寄りに城跡がある。 城跡の案内板がある丘陵南端から丘に登って驚いた。丘陵南端に土塁…